2008年12月17日 (水)

市民がつくる防災ファーラムを見学しました

 NPO高知市民会議主催の「市民がつくる防災フォーラム」(西田政雄実行委員長)が12月14日に高知市のソーレにて開催されました。

Okamura_r 高知大学岡村教授による「南海地震」の講義がホールで行われました。

 また別会場では家具転倒防止の講習や、救急救命法や、非常持ち出し袋や安全備品の展示なども行われていました。

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2008年10月27日 (月)

高知新聞に長田区鷹取町との交流会が掲載

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 今朝の高知新聞5面には「高知地震新聞」です。「高知市の自主防 長田区訪問」の見出しです。

 10月5日に、二葉町から17人、近隣町内会から3人、市議が2人、橋渡し役のhttp://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/nishida.html西田政雄さんの合計23人で
長田区鷹取町を訪問しました。

 石井会長の話と、旧山古志村の田中さんの話を参加者はわが事として聞き入りました。

 関連ブログの記事もご参考に。

http://futaba-t.cocolog-nifty.com/blog/cat31916625/index.html

http://npowagaya.blog.ocn.ne.jp/nisiyann/2008/10/post_3e7b.html

 市民同士の交流会がいかに大事かということを思いました。
Mori_r 交流会で挨拶される森二葉町自主防災会会長

Shinbun2mm_2 「adobe_photoshop_album_mini_3.pdf」をダウンロード

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2008年6月16日 (月)

荒木副会長がパネラーで登壇

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6月14日(土曜日)にこうち福祉交流プラザで開催されました「要援護者の南海地震対策を考える」というシンポに二葉町自主防災会の荒木副会長が出席しました。このシンポは第7回福祉機器展のなかで開催されました。

 介護福祉の分野は防災時の対策に関心が薄いところがありました。しかし大地震や災害は症状に関係なく襲うものです。電気が使えないときにどうするのか。だれが避難誘導するのかという深刻な問題があります。

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 高知大学の岡村教授は「僕も心臓疾患をかかえている病人。薬のリストは持ち歩いている。症状のある人は、せめて寝室を家具の倒壊や自宅が落下しないような耐震補強から始めるべき。介助する人も自宅や事業所の耐震強化からはじめてください」。

 荒木副会長は
「二葉町では全所帯調査をしました。災害弱者(小学3年以下、80歳以上。障害を持たれている人を)自己申告により全所帯把握しています。その情報は自主防災会役員で共有しています。またその情報をもとに防災マップを作成しました。

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 二葉町は海抜0メートル地域。地震の時に水没します。そこで町内の3階建て以上共同の建物を所有する所有者と交渉し、理解を得て各筋ごとに10箇所の一時待避所を指定しました。

 また階段を上れない人達のために土佐国道事務所と交渉し、近くの鏡川大橋歩道部に要援護者一時待避所として使用させていただく許可もいただきました。その情報を町内に全戸配布しています。)

 いろんな立場の人たちも参加されていました。聴覚障害者の人から「二葉町のとりくみは心強い。ほかでもしていただきたい。」との評価をいただきました。

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2008年2月 3日 (日)

高知県自主防災組織リーダー研修会

 

 高知県庁ホールで開B1_r催された高知県自主防災組織リーダー研修会へ参加ました。主催は高知県危機管理部地震・防災課。企画運営はNPO高知市民会議でした。参加者は高知市、佐川町、須崎市、南国市の自主防災会の代表者たちでした。60人ほどの参加でした。

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 最初に主催者の危機管理部地震防災課の挨拶。高知の自主防災会組織率は47%程度。今年は53%。平成22年までに100%にすると意気込むが、戦略も熱意も見られないお話でした。めどはあるのでしょうか?掛け声だけでは目標は達成できないでしょう。

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 続いて高知県健康福祉部障害福祉課チーフの小野広明氏の講演は県職員には珍しく具体的でした。

 高知県に人口の4分の1は65歳以上の高齢者。介護認定を受けている人は4万人います。また75歳以上の後期高齢者は人口の8分の1います。障害者(身体・知的・精神)は5万人います。外国人も含めた「要援護者」は10万人になります。

 各種災害のデータ、例えば95年の阪神大震災でも、誰が救助したかの質問に自分と家族とご近所で95%になっています。大災害発生時72時間は行政の支援は期待できない状況では、自主防災会を中心とした地域の繋がりがとても大事です。

 災害時要援護者台帳と災害支援プランをこしらえ、福祉支援マップを災害時にこしらえないといけないとのこと。孤立している要援護者をどうするのかという話しでした。このあたりは既に二葉町自主防災会では防災世帯名簿は完璧にこしらえています。問題はその先なのですから。

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 次に防災寺小屋指南役の西やんこと西田政雄さんの講演。最初に阪神大震災のDVDから入ります。「僅か10秒の揺れであれだけの破壊。今度の南海地震はあの揺れが60秒続くのですから。」とはじまります。

「とにかく自分が寝ている寝室で家具の下敷きに成り死亡することのないうように実務的な家具転倒防止策をレクチャーします。」

「いわゆるセット販売されている防災グッズはやたら高い。しかも役にたたないものばかり。私は格安で近くのホームセンターや100円ショップを活用してできる家具転倒防止策をやります。」

「完全に倒れないようにすることが家の構造上難しければ、倒れる時間を遅らせる方法はあります。」

「家具を集めた部屋とするとか。とにかく寝室には家具を置かないこと。おく場合は最低限にし、倒れないように転倒防止をすることです。」

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 西田政雄さんの話しは実に具体的。模型や家具も持ち込んで実例を見せてくれました。ガラスに飛散防止フィルムを貼るのと貼らないのでは違う実験までしました。迫力があります。

 また壁は最近はボード張りが多い。裏に柱があるのかないのかは建築の知識のない市民は見極めが難しい。簡単にわかる器具もあるようですね。それも示してくれました。名前がわからないの撮影しました。

 会場とのやりとりも実践的でした。Kabeanaakitansaku_r

「なかなか自主防災会の行事に人が集まってくれません。なんか集客の方法は?」

「家具転倒防止説明会を開催しようと思うのだが人が集まりそうもない。」

 という質問には西やんは具体的に回答します。

「地域の集りは楽しくないと。餅巻きやビンゴゲームをする町内会も。防災夏祭りとしてやることも。地域で工夫しますとなんとかなるでしょう。」

「地域に役員の家を家具転倒防止のモデルルームにして公開すれば関心は高まることでしょう。」
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2007年12月17日 (月)

市民がつくる防災フォーラム

 二葉町自主防災会の今後の活動の参考になればと12月16日に思い旭のソーレへ「市民がつくる防災フォーラム」見に行きました。

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 主催者を代表して実行委員長の西田政雄さんが最初に挨拶されました。展示の説明や講演会の内容などをかいつまんで説明されました。

 西やんが言うには「だんだんと予算が厳しくなる」ということでした。NPO市民会議も「NPOごっこ」のしょうもないイベントなんか止めてこちらに力を入れるべきでしょうに。

今回の講師はみやぎボランティア総合センター所長の北川進氏。「災害発生!地域住民の役割とその備え」として豊富なボランティア体験にもとづいての話でありました。

 やはり日頃のつき合いや、コミュニケーションのとりかたが大事。孤立しないことがだいじでしょうと。大震災時でも8割の人が家族とご近所の人たちに救助されています。消防や救助隊に救助された人は2割で、うち半数は遺体だとのこと。

 特別なことでない。人間は遺伝子で助け合う心があるはず。それをいかに引き出すかということが肝要であることを言われました。

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 講演後は西田政雄さんが解説して「ガラスの破損実験」をやりました。粘着フィルムシートがガラスの飛散防止に有効であることをステージで表現していただきました。

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 講演会は100人の市民が聞いていました。開催時期が師走だけに参加者がやや少ないようにも感じました。

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2007年8月16日 (木)

18日は県民マニフェスト大会へ参加しよう

 18日土曜日に高知女子大学南舎137番教室で、「県民によるマニフェスト大会」が開催されます。
今朝の高知新聞26面に告知記事が掲載されていました。

18日に高知県政に関心のある皆様は是非会場にお越し下さい。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/cat7685179/index.html

 今回の行事は、同じ思想や社会運動の有志が中心になって呼びかけるのではなく、呼びかけ人も、段取り係りも、普段は主義主張の異なる窪則光さん、西田政雄さん、と私です。

 当日の提案者6名も地方自治体首長、大学教授、行政書士、市民活動指導者、大学院生、労組幹部と立場もばらばらです。いろんな立場での提案があるのではないでしょうか。

 また当日参加いただいた市民の提案も聞いてみたいと思います。「県政の主役は県民」の気概で、県民によるマニュフェスト大会が開催できれば幸いです。多数の県民の皆様のご参加を呼びかけます。

主催者や提案パネラーの皆様の関連情報です。
「けんちゃんのどこでもコミュニティ」に偶然にも出演されていますね。

 窪則光さん http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/kubo.html

 高橋由美さん http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/t-yumi.html

 西田政雄さん http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/nishida.html

 山崎秀一さん http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/yamasaki.html

 菅野光公さんは、7月に開催された高知大学での討論会を企画されました。

 http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_3b0b.html

 沢山保太郎さんは「けんちゃんのどこでもブログ」に出演されました。

 http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/bbs3/sawayama/sawayama1.html

 野本靖さんですが、来月の「けんちゃんのどこでもブログ」に出演予定です。
関連ブログとサイトです。

 http://yassiblog.cocolog-nifty.com/blog/

 http://www7a.biglobe.ne.jp/~tosarailway/

 http://www.geocities.jp/yassi_1126/index.html

 橋本知事の[意中の後継者」や政党筋の候補者も現れていません。「どなたが県知事になろうとも県民の意志をはっきりと政策で表明しよう」というのが[県民マニフェスト大会」の狙いです。多数の県民のご参加をお願いします。

(主催) 県民によるマニュフェスト検討委員会 代表 窪則光
(日時) 8月18日(土曜日)高知女子大学南舎 137教室
     午後1時から 4時半まで          
     問い合わせ 窪則光  088-882-3345

「microsoft_word.pdf」をダウンロード

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2007年3月12日 (月)

木造住宅耐震化対策についての講習会

Taishin_r  3月12日に高知市宝永町にある高知プリンスホテル会議室にて、社団法人高知法人会下知支部主催の「木造住宅耐震化対策研修会」が開催されました。講習会には関係者や住民20人が出席いたしました。

 講師は高知市住宅課の井上氏と細木氏。パワーポイントの画像で簡便な説明をされていました。南海地震の概要と、高知市の危険性。言われるように低地で、軟弱地盤。木造住宅が多く、昭和56年(1981年)以前の住宅は49900棟あると言われています。

Kentikubutu  毎年約1000棟が取り壊され建て替えされていますが、まだまだその比率は高いようです。
 講演後井上氏に聞きました。

「高知市の下知は想定震度が7ともされています。昭和56年以前の木造住宅の場合の倒壊率はどれくらいでしょうか?」

「残念ながら85%以上でしょう。倒壊し火災の危険性だけではなく、津波による浸水も想定しなければなりません。」と言われました。

Koube2_1 (阪神大震災では古い木造住宅が大きな被害を出しました。)

 講演のなかでも、「大地震時に自分達がどうなるのか?」という創造力が市民に必要であると言われました。今年1月に講演された東京大学の目黒公郎教授(都市震災軽減工学)も警告されています。

 災害と社会-なぜ備えないのか(1)朝日新聞

 二葉町は木造住宅の多い町でもあります。まずは自分の寝室の家具の固定化、可能であれば2階で就寝すること。次に家屋の耐震補強の実施です。

 話を聞きまして、「木造住宅の耐震診断」をまず町内の木造住宅の所有者は受診すべきであると思いました。そのための自主防災会での説明会の必要性を感じました。

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