ろうあ協会で荒木副会長が講演しました
3月7日午後1時半から高知市越前町にある県盲ろう会館にて荒木副会長が二葉町防災会についての活動報告をしました。
主催は高知市ろうあ協会。聴覚障害の方たちの団体です。講習会は高知市危機管理室、元気いきがい課の職員とともにおこないました。
会場には高知市ろうあ協会の会員や関係者50人が集まり、説明を熱心に耳を傾けていました。
手話通訳の人が通訳していました。
荒木副会長は、二葉町自主防災会の結成のいきさつ。町内所帯調査を16の班のリーダーがすべて行い、80歳以上の高齢者、少学3年以下の児童、障害者を災害時要支援者としすべて把握していると説明しました。
二葉町は海抜0メートル地帯で海にも近い。それで町内に10箇所の津波災害時一時待避所をこしらえました。
これは3階立ての共同住宅の所有者と自主防災会との協定を結びました。
ただ建物は階段ですので、足の悪い人は避難が困難です。そこで民間の建物への一時待避所を確保した実績をもとに国土交通省土佐国道事務所と交渉し、おそらく高知県で初めてであると思いますが、二葉町に隣接している鏡川大橋歩道部に「災害時要援護者待避所」の認可をいただきました。
質疑応答では、10人から質問がありました。そのなかで「ろうあ者はどうしても聞こえないため情報が入らない。方法はないか。」という切実な問題提起がありました。
「ろうあ者の皆さんも積極的に町内の行事に参加してください。また意志を自分から積極的に表明ください。二葉町では防災訓練などの連絡を回覧板と全世帯配布の二葉町防災新聞とで行っています。」と説明されました。
参加者の皆さんは熱心で午後4時過ぎまで講習会は続きました。
明日(8日)は、青柳公園にて二葉町自主防災会主催の炊き出し訓練です。午前8時半から準備をします。水道局の職員が9時に来られ青柳公園地下にある耐震貯水槽から飲料水を供給しその水を活用し炊き出しを行います。
防災用品の使い方や、チェーンソオの使い方の講習も行います。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント